
お魚の酸欠予防のために効果的な方法を学びましょう!
結論から先に言うと、『水面を揺らす事』で酸素が供給されます。
どうやれば水面を揺らせるの?そもそも水槽に酸素って必要なの?なんて疑問にお答えしていきたいと思います。
それではまず最初に『どうして水槽に酸素が必要なのか』を説明していきますね。
酸素って大事!水槽の生き物は全て呼吸するよ!

その酸素が水槽の水に取り込まれる仕組みを説明します。
人間も生き物も酸素が必要ですよね?
その酸素が水槽の水に取り込まれる仕組みを説明します。
水槽内の生物はみんな呼吸します。
水槽のお魚はもちろん水草も呼吸します。
光合成を行なってる植物は、昼は二酸化炭素を吸って、夜は酸素を吸いますが、酸素が必要な事には変わりがないです。
そしてバクテリアも酸素が必要なのです。分裂して増殖していく時には大量のが必要です。
※嫌気性バクテリアのみ酸素がある場所では生きられません。
でも、水槽内の酸素が少なくなってしまったらどうなると思いますか?
では、酸欠になったらお魚たちはどうなるのか例をあげて説明しますね。
お魚たちにこの症状がでたら酸欠を疑うべき!
いつもはみんなのんびり元気に泳いでいるお魚たちの様子が変??ずっと水面にいて口をパクパクしてる!?ってときは危険信号です!
絵で見てみましょう。

この状態が続くとみんな死んでしまうので、すぐに酸素を送らなければいけません。
魚は本来はエラ呼吸なので口から酸素を取り入れる事はないのですが、本能なのか水面まで上がってきて酸素を何とか取り入れようとします。
とても苦しそうでアワアワしてるので、一目で『これは何やら緊急事態だぞ!』とすぐに気づくと思います。
慌てず急がず水面を揺らしてあげる事で解決します。
お魚たちがいつもの様子に戻るまでずっと水面を揺らし続けて下さいね。
しかも死体がとても綺麗なんだよ。さっきまで生きて動いてたそのままの感じでさ。。。死んでる感じが全くしないから切ないなんてもんじゃないよね!
酸欠で生体を死なすのは完全に飼育者の過失だからね!ああ、思い出しただけで何か泣きそう!!!
水槽の中だけで酸素を自給自足させるのは危険なんだよ。
だから酸素を常に補給出来るような仕組みを取り入れようね。
水槽に酸素が取り込まれる仕組みを絵で説明するよ!

水中から補給する事は出来ないから気をつけてあげないといけないね。
水槽表面を揺らすためには、外かけのろ過機から流れる水、外部ろ過のシャワーパイプなどから出る水、エアーポンプ(所謂ぶくぶく)の空気で水を揺らすなどの方法があります。
水槽内から酸素を送るのはほぼ不可能だと思ってください。酸素は水槽の水の表面から取り入れます。
でも一つだけ気を付けなきゃいけない事があるんだ。
水の表面からしか酸素が来ないってことは、水面の表面積が小さいと取り入れる酸素も少ないんだよ。
よく金魚水槽にある『ブクブク』って必要なの?

金魚水槽とかでよくあるブクブク。エアストーンで空気を送るタイプと投げ込み式のろ過装置が付いているものがありますね。
とりあえず酸素を送るために入れとかなきゃ!って方も多いと思います。
ブクブクは必要なの?と聞かれると『場合による』と思います。
- 投げ込み式のブクブクを入れていて他にろ過機がない
- 水草など水面の揺れをさえぎるものがない
- 水草をいっぱい入れている
- バクテリアの増殖を促したい
- 水槽内にまんべんなく流れる水流が欲しい
- 外かけ式のろ過機を使っているなど、水面を揺らせるものが他にある
- 水流が強いとダメな生体を飼っている(ビーシュリンプなど)
- 水草水槽でCo2を添加している水槽のライト点灯時
このように場合によって使い分けるといいと思います。
水槽内に酸素を供給する事についてわかったかな?まとめ
まぁまとめると、お魚たちに良かれと思って地獄の釜のように激しく水面を揺らさなくても酸素はちゃんと供給されるので気にしなくてもいいと思います。
酸欠かな?って思える動作をお魚たちが取るようなら、水面の揺れがあるかどうか確かめる程度でいいと思います。
本当に酸欠で生体を死なすと悲しい事この上ないのですよ・・・。この記事を読んでとっさの時の対応を知って頂ければと思います^^
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おこじょでぽん!がお送りしました!またね!(๑′ᴗ‵๑)