では簡単に作れて維持のしやすい水槽の作り方をお教えして行きますね。
最初に色々勉強しなきゃいけないことも多いかもしれませんが、頑張って下さい^^
でもちゃんと読んで頂いたら、アクアリウムに詳しい人と同じくらいの知識は付くと思いますよ。
『勉強は後でいいから水槽の作り方だけ見たい〜!』って方はもくじの『小型水槽を作るのに必要な器具』からお読み下さいね^^
でも、水槽を作った後でもいいので、理論のお勉強も気が向いたらしてみて下さいな。
どうしてこんな作りの方が良いのかな?とか、どうしてこんな不思議な作りなのかな?って疑問は理論を勉強すれば簡単に分かります。自分で応用も出来るようになりますよ!
小型海水水槽の維持って難しい?何が正解?
こんにちは!管理人のSARA(@Okojyo4050)です。
熱帯魚の暮らす水槽っていいですよね。私は小さい頃から水族館が好きすぎて『いつか自分のお部屋にも水槽を置きたい!』ってずっと夢見てました。
大人になって一人暮らしを始めて念願のカクレクマノミやサンゴの水槽を作ったのですが、意外と維持が大変でした。
それもそのはず、水槽の維持や作り方には科学的な理論が必要でした。何にも考えずに当たって砕けてで心が折れたり、色んな商品をあれこれ買ってみて散財したり。。。
今思えばそうなって当然!ってことなのですが、何も知らないって怖いですね(笑)
そんな私の初心者の頃のお話です。新しく海水水槽をはじめよう!って方が私の様に苦労しないようこの記事で詳しく説明していきますね^^
我が家は都内のマンションです。とっても狭いんです。大きな水族館のような水槽はとてもじゃないけど無理です。じゃあ、小型の水槽で作ろう!と思ったのが原因なのですが、小型水槽で海水をやるのは初心者にはとっても難しかったのです。
当時ネットで一生懸命調べました。でも、ほとんどのサイトが『初心者は60センチ以上の水槽で飼いましょう!』って記事ばかりで困り果てた経験があります。
しかも、とても高価なオーバーフロー型水槽ではじめましょう!って記事ばかりでした。
始めるのに必要な金額を計算したら20万近くかかる・・・・。うん、無理だ・・・!
しかも、うちは狭い家なのです。60センチの水槽なんて置けないよー!小さな水槽で気軽にクマノミ飼えないの!?って思って、ショップに足を運んで情報収集しました。
水槽を作るって事は小さな地球を作るって事と一緒!
うまく維持できてる小さな水槽の中には、地球の自然を小型化したくらいの理論が詰まってます。
底砂を敷いて海水とお魚を入れただけなのに、時間が経つと自然の中と同じような生態系が勝手に作られていくのです。
私たちができるのは『その生態系を作るのを邪魔しない』ということぐらいです。
あれこれ人為的な手を加えて色々頑張っても自然の生態系には敵いません。なぜなら人間の手なら経費も時間もかかってしまうのに対して、自然は24時間自動稼働です。しかも無料なんです。
その生態系が出来た後はそれを壊しさえしなければ、全く手がかからない水槽になります。
私たちの地球だってそうでしょう?自然のままいれば弱肉強食の生態系が出来上がって、誰の手も必要としないのです。無理に環境破壊して人間が手を加えてしまった所は自然災害が起きたりと、面倒な事になっていませんか?
その自然の営みを小さな家庭の水槽で再現しようというのがこの水槽の作り方です。
水槽の維持に一番必要なのはバクテリアです
色んなところにいるんだよ。
土の中や水の中、私たちの体の中にもいるんだ。
腸内フローラとかも今流行っているじゃない?
そういうのもバクテリアの一種なんだよ。
※ウィルスとは一緒ではありません。
では、なぜバクテリアが必要なのかを説明しますね。
水槽の中でお魚を飼ったら、お魚はオシッコやフンをします。その汚れって何もしないでいたら、水槽の中で増えて溜まって大変な事になりますよね?
物理的にフンをろ過や掬って取っても、オシッコは液体ですからどうしようもありません。
だから水槽の水換えが必要なのです。
自然だと水が流れて循環してるので水換えと一緒の原理になります。でも何も無ければ、いずれ地球は色んな生物のオシッコとフンで溢れかえってしまいます。大事件ですよね!
そのオシッコとフンを食べて分解してくれる生物がバクテリアなのです。
バクテリアがオシッコとフンを分解して『窒素』という無害な物質に変えてくれます。これは植物には欠かせない養分なのです。
動物→微生物→バクテリア→植物 と食物連鎖が起こっているのですよ^^
なので、水槽の中で一番の働き者はバクテリアなのです。
バクテリアを増やせば水槽のお手入れもお掃除も格段に楽になります。
例えるとしたら、24時間無料で働いてくれる家政婦さんが水槽の中に住んでるって感じです。
目に見えないけれど、一番頑張ってくれるバクテリアが過ごしやすい環境を作るようにしましょう。
次はバクテリアの効果と育つ環境について説明します^^
絵で見るバクテリアの働きぶり!
水槽のバクテリアの働きを図解してみました。
- お魚が食べ残しや排泄をする
- 微生物が『タンパク質』に分解
- タンパク質を微生物が『アンモニア』に分解
- アンモニアをニトロソモナスという好気性バクテリアが『硝酸塩』に分解
- 硝酸塩をシュウドモナスという嫌気性バクテリアが『窒素』に分解
- 窒素が空気中に排出される
だいたいの水槽だと、5のシュウドモナスと言われるバクテリアが存在しないので水換えが必要になります。
ちゃんとバクテリアとお魚さん達の生態系が出来ていて人が汚さなければ、理論上は水換えはいりません。
ただ、5のシュウドモナスは発生し辛いので、水換えする頻度は減るけどずっと水換えしないというのは危険ではありますよ。
水槽内で、いかにバクテリアが必要かお分り頂けたかと思います。
バクテリアが足りないから水換えって必要なんだね!
エサをあげすぎるとコケが生えやすくなるよ!
エサをあげすぎるとコケが生えてくる原因になるからあげすぎないようにしましょう!
おこじょが言ってた『窒素』は植物の養分となります。そして硝酸塩の「硝酸」も窒素化合物です。
窒素だけですと空気中に排出されますので、あまり気にする必要は無いでしょう。
窒素化合物である硝酸は空気中に排出される事はありませんので、バクテリアの分解がなければ、水換えをしたり、プロテインスキマーといわれる器具で取り除かなければいけません。
とりあえずエサをあげすぎない!プロテインスキマーも買えたら買うよ!
酸素って大事!水槽の生き物は全て呼吸するよ!
その酸素が水槽の水に取り込まれる仕組みを説明します。
水槽内の生物もみんな呼吸します。光合成を行なってる植物は、昼は二酸化炭素を吸って、夜は酸素を吸いますが、酸素が必要な事には変わりがないです。
バクテリアも酸素が必要なのです。分裂して増殖していく時には大量の酸素が必要です。
※嫌気性バクテリアのみ酸素がある場所では生きられません。
それとコケが増えたらって何の関係があるのー?
- コケが増えた水槽です。彼らの光合成のお陰で大量の酸素が水槽内に発生しました。
- バクテリアさん大喜びで大量発生します。
- 夜になったのでコケが酸素を吸い始めます。
- バクテリアさん大ピンチ!増えたせいで酸素足りないよー。次々仲間が死んでる!
- 夜に大量の酸素が減ったためにお魚さん大ピンチ!酸欠でご臨終。
- お魚さんの死骸によって増えた栄養素でコケが増える。
- 酸素が増えたためバクテリアさんも増える。
- 前の話がエンドレスで続く。
- バクテリアさんもお魚さんも消えた水槽でもくもくとコケが生きている。。。
ちょっと大げさですけど、ありえる話です。
水槽の中だけで酸素を自給自足させるのは危険だね。
だから酸素は別の方法で取り入れようね。
水槽に酸素が取り込まれる仕組みを絵で説明するよ!
でも一つだけ気を付けなきゃいけない事があるんだ。
水の表面からしか酸素が来ないってことは、水面の表面積が小さいと取り入れる酸素も少ないんだよ。
(なでなで)
水槽内の温度ってどのくらいがいいの?
水槽内の温度の説明です。
生き物を飼うまでは、水温が高い方がいいです。
何故なら、ニトロソモナスやニトロバクターと言われる好気性のバクテリア(悪いのを分解してくれる有難〜いろ過の要員たち)は水温が30℃位の時が最も活発に増えるんですよ。
逆に水温が12℃を下回ると、活動が鈍ってしまうので注意が必要です。
後は飼う生き物の好みの温度がありますので、合わせてあげるのも大事です。
わからない場合は25℃あたりを常に保つとみんな健康に過ごしやすいですよ^^
夏と冬で気温差がありますので、クーラーやヒーターは必要です。力技ですが、お部屋のクーラーを年中無休で稼働させて気温を一定に保つってやり方もありますよ。
我が家では他の生き物もいますのでクーラーを年中無休で稼働させてます。でも念のためサンゴ飼育用のライトが熱を持つので水槽用のクーラーを設置してます。
あとは念のためにヒーターも設置してます。
余談ですが、お魚が白点病と言われる病気にかかった場合、1日だけ水温を30℃にあげることによって治す事も出来ます。
その方法だと、お薬を使わないで済むので、サンゴに影響が少ないので良いですよ。
小型水槽を作るのに必要な器具!
ここではオーバーフロー水槽ではないやり方を説明します
バクテリアを増やしつつ、手間をあまりかけないで済むような小型水槽を作るために必要なものをあげてみます。
- 水槽(水槽本体と水槽の下に敷くマット)
- バックスクリーン(好みによる)
- サンゴ砂
- ろ過機(飼う生き物の数と種類による)
- 水槽用照明(種類は飼う生き物による)
- ヒーター
- 温度計
- クーラー(飼う生き物による)
- 海水濃度計(海水を作るときに濃度を図ります)
- 人工海水のもとor天然海水
- ライブロック
- スキマー(これはあった方がいいです。お水がピカピカになります)
- バクテリアのもと(入れると水槽が出来上がるまでの時間が短縮します)
- 水道水のカルキ抜き
- 接着剤(サンゴ用のものや、水中で使えるものがあると重宝します)
- 水中で使えない接着剤(ライブロック用だとなお良し。ライブロックを接着するのに使います)
- 水を入れる時用のバケツ
- 試験薬(あると良いね程度)
- 100均で売ってる三角定規(ガラス面のお掃除で最強の威力を発揮します)
- マグネットクリーナー(普段水槽を眺めながら手を汚さずにお掃除できます)
これだけあれば大丈夫です!
バクテリアが出来た後も、うかつに使うと生態系を壊すことになります。SPSを飼育するなど特定の元素を消費するような生体を扱う場合で、試験薬で詳細を見て微量元素の概念がわかる方だけ添加して下さい。
絵で見る簡単な小型水槽の作り方!
本当はもう少し混沌とした接続になってますが、描ききれなかったのです・・・。イメージをつかんでもらえれば幸いです!
ちなみにこれは設置後の完成図として生き物を入れてる絵ですが、いきなりクマノミを入れないで下さいね!(理由は後で説明します)
水槽を立ち上げるってどういう事?
でもね、水槽の中に海水をいれてしばらくすると、バクテリアや色んな微生物が増えていくんだ。
その状態になって初めてお魚やサンゴを飼えるんだよ
その状態までは少なくても2週間くらいはかかるんだ。
その期間を『水槽を立ち上げる』っていうんだよ。
だいたい3ヶ月くらい経つと『水槽が立ち上がった』ってなるよ!
絵で見る水槽の立ち上げ方!その①
★水槽を綺麗に洗って水槽マットを下に敷こう★
洗う時にツルッと滑ってがしゃーーーーん!!ってならないように注意して下さいね。この時注意なのですが、絶対に洗剤は使わないこと!です。
下に敷くマットは必ず敷きましょう。ツルツル滑らないクッション性のあるものが良いです。水槽を置く時は、『もしも地震が起きた時、被害が最小限に収まる』場所に置きましょう。
この時バックスクリーンを水槽の裏に貼っておくと見た目がオシャレになりますよ。私の場合は飽きるかもしれないので、黒いバックスクリーンをセロハンテープで仮止めするだけにしてあります^^
★底砂を水槽に入れよう★
底砂はサンゴ砂をお勧めします。私はマメデザインの『マメマルシウムサンド』を7〜8センチの高さに敷いてます。
なぜ7センチ以上敷くかというと、バクテリアの住処を作るためです。好気性バクテリアは酸素を好みますので、水中では生きられません。ライブロックやろ過装置のろ材、底砂など個々の好きなところに住処を見つけて住みます。
この場所を少しでも多く作りたいのです。あとは、砂の厚さを出すことによって、少しでも止水域を作り、嫌気性バクテリアを生息させる為です。厚さ3センチ以下の場所に住んでくれる可能性が高いため、この厚さにしています。(嫌気性バクテリアは酸素の存在しない水中でも生息しますが、水中ですからあまり数はいないと思われます)
できれば多孔質な素材をたくさん置いて、いっぱいのバクテリアさんに住んで欲しいものです。
例えるとしたら、普通の石が2階建てのアパートだとする。
多孔質の石が50階建てのタワーマンションだとする。
人がいっぱい住めるのはタワーマンションだよね?だって住む部屋が多いもの。
そんな感じかな^^
★ライブロックを組み立てよう★
とても多孔質だからバクテリアや微生物、ゴカイや線虫やその他色々な生き物の住処になるんだ。
良質なものを入れればそれだけで水槽の中を綺麗にしてくれる働きをするよ^^
さっきの例えで言うと、『海の中からタワーマンション入居者ごと建物自体を自分の水槽にお引越しさせるようなもの』かな。
ライブロックの組み立てはどうやるの?
今日はもうおやつあげないんだからプンスカ!
ライブロックはちょうどくっつきやすそうな形同士で組み合わせて接着剤で止めることをお勧めします。
地震の時とか、組んでたライブロックが崩れて、ガッシャーーン!とガラスを破る可能性もありますし。
普段もサンゴの落下防止になるので、接着しておくといいですね^^
唯一デメリットがあるとしたら、『レイアウトの変更が難しい』ってことくらいです。
接着剤は防腐剤が使われてないものにしましょう!
★組み立てたライブロックを水槽に入れよう★
作ったら水槽に入るかちゃんと確認しましょう。『超力作を作ったはいいけど入れたらダメだった』はよくあります(笑)
横から見たり後ろから見たりと、どこからでも美しいレイアウトを作っておくと良いです。
ちなみにちょっと慣れたら、『ここにサンゴを置けるな』っていうのを想定して作ると良いです。
この間買ったデニムに合わせてTシャツ買おうみたいな感じで、次々とレイアウトのアイデアが湧いてきますよ^^
この後器具を設置しますが、ライブロックは常に海水に触れさせるようにしましょう。湿った新聞紙で包んでおく、海水を張ったバケツに入れておくなどしましょう。
せっかくの色んな住人が死んでしまいます。気をつけましょう!
絵で見る水槽の立ち上げ方!その②
器具の説明書を見ながら焦らず組み立てましょう。
★器具を設置しよう!★
いよいよ水槽を立ち上げる時めんどくさいランキング1位の器具設置です(笑)
器具の説明書を読みながらゆっくり焦らず組み立てましょう。
多分ろ過器具が一番面倒だと思います。特にクーラーを設置する場合は最初だと泣きそうになるかもです。配線が何が何やらで焦るかもしれませんが、覚えておいてください。
- ろ過器には水槽からの汚れた水のパイプ
- クーラーには水槽へのキレイな水のパイプ
こういう風に覚えておくとテンパった時に焦らずに済みます。将来自分でお掃除のメンテナンスをする時にパイプを外す時も来ると思います。
『外したはいいけどこれどうなんだっけか?』ってならないように覚えておきましょう!
★人口海水の作り方★
★水槽にライブロックを入れ、海水を半分程度入れて器具を稼働させよう★
★水槽に水を入れてしばらく待とう!★
ちゃんと器具が稼働するのを確かめたら、海水を水槽の7〜8分目くらいまでそーーーーーっと注ぎましょう。
そこから数日は我慢です。
※海水を入れる時にバクテリアの元を一緒に入れている方は4日くらいで1匹だけお魚や貝を入れてください。
パイロットフィッシュと呼ばれます。お魚が飼える様な環境を作るために身を呈して頑張ってくれるのです。環境変化に強いお魚もしくは貝を選んでください。これからずっと飼うかもしれない生き物ですので、できれば自分の好みのものにして下さいね^^
パイロットフィッシュを入れた時点で水槽のライトを付けて下さいね^^
1日8〜〜10時間がおすすめですよ。
パイロットフィッシュを入れた翌日からごく少量のエサを与えて下さい。そこから2週間くらい様子を見つつ試験薬で数値を確認出来るようなら生体の追加も可能です。
ただし、徐々にゆっくり増やしていって下さいね^^
★1週間後にライトを付けよう★
彼らは光のある環境じゃないと生活できないから。
そろそろバクテリアも増えてきただろうからライトを付けましょう。
電気代も安いし熱もあまり持たないからお勧めです。
何より本体代もお安いし。
タイマーなどを設置したり工夫して、1日8〜10時間はライトを付けましょう。
自然の日照時間のように昼と夜を人工で作ってあげるんです。いつも決まった時間にライトが点いて時間になったら消える、そういう環境にしましょう。
私たちだって生活リズムが変わったらびっくりしちゃいません?昼と夜が逆な時差のある国に行ったら時差ボケしてちょっと辛い・・・。みたいな事があると思います。
お魚さんたちも私たちと同じか、それよりも規則正しいリズムで生きてます。タイマーという機械の力を使ってONとOFFを切り替えるのが一番楽ですね^^
特にこれからサンゴを飼いたいと思う方はこれを徹底して下さい。彼らは光合成で生きているので光の有無は死活問題です。気に入らないと死んでしまうので要注意です!
う、うん。そうだね。でも出来れば長生きして欲しいよね?
(初心者の頃は色々無茶をして自家製ライブロックを作ってしまってました・・・。)
★2週間経ったらパイロットフィッシュを入れてみよう★
でも1匹だけだよ!!
(私が初心者の頃はカクレクマノミ2匹入れたのは内緒!)
自分の好きなお魚もしくは貝を1匹程度入れましょう。パイロットフィッシュが元気にしているようなら、そこからゆっくり時間をかけて待ちつつ徐々に生き物を増やしていきましょう。
でも、水槽立ち上げ初期には入れられない生き物もいます。
- マンダリン(主食が生き餌なので通常のエサは食べないためとても餌付きにくい)
- サンゴ(まだ早いです。どうしてもと思うなら、3〜4週間たったらウミキノコかディスクコーラルなら入れられるかもしれません)
- イソギンチャク(そもそも小型水槽に向きません。どうしても入れたいなら3〜4週間後にサンゴイソギンチャクなら何とか・・・。ただし死ぬと恐ろしく水を汚すのでご注意を!)
共生してる姿はとても癒されて心がほっこりします。
でもイソギンチャクは自力で動きます。場所が気に入らないとウロウロ動いて、水槽の裏側の手の届かないようなところで弱って死んだりします。
そうなるとお部屋が何とも言えない悪臭でいっぱいになり、最悪水槽が崩壊します。(実体験)
カクレクマノミの共生が見たいだけなら、彼らはサンゴでも共生します。ウミキノコにもふもふしていたり、バブルディスクにもふもふしたりします。意外と節操がないのでイソギンチャクでなくても見れますよ!
上記の立ち上げ初期に入れてはいけない生物は、早い時期に入れてしまうと死んでしまう可能性が高まるだけです。私は人の言うことを聞かずに早めにサンゴを投入したり、お魚追加したり、イソギンチャクを入れたりとずいぶん無茶をしました。その結果、私も悲しいし、お財布も悲しいという結果になったので強く反対しておきますね^^
無事に小型海水水槽は立ち上がった?
小型海水水槽の立ち上げお疲れ様でした!!
これからどんな水槽にしようかってワクワクしていますか?そういう事を考える時って一番楽しいですよね!
これからゆっくり時間をかけて生き物を増やしていきましょう!
楽しいアクアライフを!
まとめ
私が初心者の頃、小型海水水槽の情報がほとんどなくて。
水槽立ち上げもあっちのサイトで見た情報で次はこっちのサイトで、記事がこっち次はあっち・・・うわぁぁ!カオス!!ってなりました。
『水槽を立ち上げるまでに最低限必要な知識が1つの記事になってたら本当にいいのに!』と思ってました。
次に小型水槽を立ち上げる人にはこんな大変な思いをして欲しくないと思い、この記事を書きました。
お役に立てましたら幸いです^^
これを読んでくださったあなたの小型海水水槽は無事に立ち上がったでしょうか?もしくは少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです^^
楽しいアクアライフを過ごせるようにこれからも情報を発信していきます!
この記事が役に立ったと思って頂けましたら、私のTwitterをフォローしてくれるとめっちゃ嬉しいです^^
おこじょ で ぽん!がお届けしました(๑′ᴗ‵๑)またね!